取り返しのつかない妄想で結構

20.02.14 / nocategory / Author: / コメントは受け付けていません。
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小学生の頃、体育館の前に小さな池があった。
鯉はいない。
その代わり水草がボーボーでアメンボが大量発生し、小さなカエルなども泳いでいた。
池は緑色に濁っており、少し臭かった。

私は小学生の頃、その池に落ちてみたい願望があった。
よくクラスの仲間たちと、池をジャンプで飛び越えるという
スリルたっぷりの遊びをしていたのだが、あれはかなり怖かった。
落ちたらカエルや水草アメンボの餌食となり、池の濁った水を飲み、
服はパンツまでずぶ濡れになり、おまけにちょっと臭くなる。

そんな悲惨な目に遭うのは冗談じゃないのだが、
池を飛び越えるよりも落ちた方が楽しいのかもしれない、
などと血迷った思考がたまに頭によぎったりしていたのだ。

卒業まで一度も落ちることはなかったが、きっとその方がよかったのだろう。

おすそわけ、少しだけ

12.12.13 / nocategory / Author: / コメントは受け付けていません。
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姉からパック詰めの食のお供のおすそわけをしてもらうことがある。
食のお供とはどういうものかと言うと、主にふりかけや粉末スープなどだ。

ある日、姉から「すごくおいしいから飲んでみて」とじゃがいもの粉末スープを一袋分けてもらった。
中にはクルトンも入っていておいしそうだった。
私は、飲むタイミングをうかがっている内に、その粉末スープをなくしてしまった。
きっと大掃除のときに捨ててしまったのかもしれない。

そのまたある日、「嫌いな味だからあげる」と言って、明太子のふりかけを二袋もらった。
明太子は私の大好物で、しばらく大事に取っておくことにした。

先日、お腹が空いてどうしようもなかったときに、巾着の中からふりかけを見つけた。
私は袋を開けて、口の中に明太子のふりかけをサラサラと放り込んだ。