取り返しのつかない妄想で結構

20.02.14 / nocategory / Author:
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小学生の頃、体育館の前に小さな池があった。
鯉はいない。
その代わり水草がボーボーでアメンボが大量発生し、小さなカエルなども泳いでいた。
池は緑色に濁っており、少し臭かった。

私は小学生の頃、その池に落ちてみたい願望があった。
よくクラスの仲間たちと、池をジャンプで飛び越えるという
スリルたっぷりの遊びをしていたのだが、あれはかなり怖かった。
落ちたらカエルや水草アメンボの餌食となり、池の濁った水を飲み、
服はパンツまでずぶ濡れになり、おまけにちょっと臭くなる。

そんな悲惨な目に遭うのは冗談じゃないのだが、
池を飛び越えるよりも落ちた方が楽しいのかもしれない、
などと血迷った思考がたまに頭によぎったりしていたのだ。

卒業まで一度も落ちることはなかったが、きっとその方がよかったのだろう。

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